2018/11/14 第53回水曜瞑想会

秋も少しずつ深まってきて、今週は会社を出ると寒さすら感じる中いつものように水曜瞑想会に参加できることにほっとして感謝しながら電車に乗りました。

さて、無碍解道論のアナパナ第四行の解説も一応今回で一区切りということで今日の講義は今までのまとめのような形で解説が行われました。
土曜のリトリートの回もあるので入出息論の伝法はすでに40回を超え、欠席している回もあるため、このような形で再び解説していただけると欠席した分も少し補うことが出来てとても助かります。

Kāyasaṅkhāraのほんとうの意味、satiの現起からpaññāの生起、四念処法の身随観、ヴィパッサナーの俯瞰的な解説、四善修習、戒定慧、八正道…とアナパナ修行には仏教修行のエッセンスが詰まっていると改めて感じた次第です。

今、日々目指している境地から、遙か彼方の境地までアナパナ修行の奥の深さに改めて感じ入りました。

大事なのは伝法されたダンマを少しずつ自分の修行に組み入れていくことです。
学んだことを少しずつ覚えて随念して最終的には文字は捨て去ることです。

さて、自分の場合、当面の目標はもっと専注を深めることですが、初心者レベルから阿羅漢証悟のレベルに至るまで、修行はこのように進んで行くのかと、修行の道程をここまでくわしく知ることが出来る機会はこの水曜日の無碍解道の講義しかないと思います。
また夜の講義というのも、日曜とは一味ちがう独特の趣があり、何とも言えません。

現在、自分を取り巻く状況・環境については、苦を感受することが徐々に増えていますが、苦しいながらもそれなりに円満に生きていけているのは間違いなく仏教のおかげです。
瞑想もいろいろ工夫しながら徐々に学んだことを取り入れていきたいと思います。

今日改めて思ったのは自分が20年以上続けている肉体のトレーニングに似ている部分があるのかな、ということです。先ず学び、それを実践し、さらに工夫して改善する、というプロセスは、何を身につける場合でも必要なことだと思います。で、瞑想歴は2年ちょっととまだまだ浅い私ですが、修行についても同様に、学び、実践し、工夫し、改善しながら、禅師のおっしゃるように、瞑想修行の螺旋階段を登って行きたいと思いました。

ところで話は変わりますが、日曜日に善友の有難いお誘いがあり森のホールの松戸市博物館にて催されているガンダーラ仏教美術展に行って参りました。
ゴータマ王子時代のお釈迦さまから般涅槃に至るまで様々な仏像、仏頭があり、またアショーカ王の碑文の拓本など非常に興味深く拝見しました。特に仏頭は禅師に頂いたブッダニミッタにどことなく似ていて立体なので横から、上からと様々な角度からじっくり見入ってしましました。
発掘には京都大学がかなり貢献しているというのも初めて知りました。
展示自体はもうすぐ終了してしまいますが、また同じような催しが行われたら是非行ってみたいと思います。1500年~2000年前この仏像を作った人の思いは如何ばかりかと想像すると菩提心が掻き立てられます。
帰りの電車もいつもと違った不思議な感覚でした。

参学者N