第45回水曜瞑想会

夏の暑さもようやく終わり、会社を出るとすでに日は落ちすっかり暗くなっています。薄手のシャツだと少し肌寒いくらいで秋だなあ、と感じる今日この頃です。瞑想にはうってつけのこの季節、本日も水曜瞑想会に出席しました。

先ず禅師とともに30分の瞑想です。
気候が良くなり、仕事の疲れもあって、今日は途中から少し睡魔に襲われてしまいました。

 

その後、小休憩をはさんで無礙外道の佛陀論の伝法がありました。
お釈迦様の十五のお徳の最後、13~15番目のスタンザについての講義が行われました。
これらのスタンザでは、
① お釈迦様の修行道
② 修行により証悟された智慧
③修行の結果の省察
について開示されています。

まず①の修行道とは四念処法のこと。大念処経のUddesoに「涅槃に至るただ一つの道」と述べられているとおりです。
次に②は無上正等覚(最高の悟りの智慧)を現等覚(今まさに証悟)されたということ。
そして最後の③は、悟りの智慧にあらざるもの(すなわち一切のĀsava)を破壊・根絶することによって涅槃を証悟されたという意であるとの説明がありました。

Nibbanaの性質や働きは、言葉によって表現することは決して出来ないもので、
Nibbānaは「Nibbanaにあらざるもの、すなわちĀsavaを破壊することによって、Nibbānaに至る」というふうに、「~ではないもの」という否定の形でしか表しようがない、故にお釈迦様は「Nibbanaは語られるものではなく、体験されるべきものである」と説かれたのだということでした。

南伝大蔵経をただ読んだだけでは表面的な意味ですら分からないであろう「一行道」「正等覚」「現等覚」などの難解な仏教語を、原文であるパーリ語を分解して解説していただけるので非常に分かりやすく、正に傳修院でしか聴くことのできない無礙解道論の醍醐味だな、と改めて思いました。

今、机に置いてあるお釈迦様のニミッタの前でこのブログを書いています。
佛陀論で教えていただいた15種のスタンザを最初から読誦してみました。
暗記は一筋縄ではいかないかも知れませんが、よく復習し、少しずつ暗記をしながら、意味をご講義通りにちゃんと掴み、何時の日か、随念のレベルまで理解を深めることを目標に精進しようと思います。
お釈迦様と一体になれることができたらなんと素晴らしいことでしょう。
いつの日かそのようになりたいと強く、強く思います。

参学者N