2018/09/16 ウポサタ傳修会


本日は二十四縁起の第4番目、無間縁と等無間縁の縁法と縁所生法の講義でした。

講義に先立ち、詳説のスタンザの暗唱を禅師と参学者の皆様と共にお唱えすることから始まりました。

全員でスタンザを暗唱したのですが、
これは、自分自身に程よい緊張感を与えてくれ、
また、これから始まる講義に対する心構えが出来、
懐かしい学生時代の緊張感のある授業を思い出したりして、
とても新鮮な気持ちになり、いいことだなあ、と感じ入りました。

さて講義は先ず、無間縁と等無間縁の縁法、縁所生法、障礙法の説明があり、これを踏まえて詳しい解説に入っていきました。

無間とは間に何も無い、前の現象が消滅後、間髪入れずに次の現象が生起する。という意味ですが、
大切な事は、無間縁と等無間縁は全てのNāma Dhamma(名法)における縁起であって、Rūpa Dhamma(色法)は一切含まないとの解説を頂きました。

この解説から、幾つかの大切な事も列挙して御説明頂きました。

無間縁/等無間縁は、無始から今までのCitta-sota(Cittaの連続体)を作っている根本的縁起である、ということ、
無間縁/等無間縁の流れは誰にも止めることが出来ない故に、Anatta(無我)の体現とも観れること、
唯一の例外は阿羅漢に生起するCuti-citta(死亡心)であること、
しかし有情においては、ひとつの生存の最後のCuti-Cittaと次生のPaṭisandhādi Citta(結生心)は、境界は変わっても無間縁/等無間縁の関係に他ならないこと、
この縁起の特例として、滅尽定の入出時のVīthi(心路過程)の説明と、Asaññāsatta(無想天)を挟んだ輪廻転生時の説明がありました。
また、Nāma-sota(名の連続体)とRūpa-sota(色の連続体)を比較し、これらがまったく違う性質を持つことを、明確に解説されました。

日を追うごとに内容が詳細となり、また更に深まってゆかれるので、一つ一つを整理して、計画的な予習と復習が必要であると認識した次第です。

次に休憩を挟んでの瞑想指導がありました。
普段の生活の中で真摯に御修行をされている様子が、参学者の皆さんの質問から伺われ、また禅師の数々の質問に対するお答えが、質問者一人一人の現実に則した適切なお答えで、我が身に振り向けても大変為になるお話をお聴きすることができました。

習志野市 H.Y