第34回水曜瞑想会

 

 

 

 

水曜瞑想会は仕事とは打って変わって、静謐な雰囲気の中で瞑想に打ち込むことができるため、毎週楽しみにしています。会社を出てから道場までの1時間で、いかに瞑想に適した心を作るか。毎回試行錯誤するのも楽しいです。

 

冒頭で禅師は、「ダンマを聴いた者は必死に謙虚に修行する義務がある」と仰いました。

今回の法話は「Awareness(気づき)」についてでした。
多くの修行者は「禅相」に迷い、「気づき」のコツが掴めず、アナパナに対する興味を失い、修行を止めてしまいます。
そこで前回の講義では「アナパナの禅相」が明らかされ、今回の講義では「Awareness(気づき)」とは何かが開示されました。
今日の法話のポイントは、「五門で所縁を感知すること」と、「思考・感情・判断などの心理的反応」を、完全に区別する、ということで、法話中、このダンマは何度も繰り返し強調されました。

 

これらを比較すると、
・「所縁の感知」は「今この瞬間」に属し「心理的反応」は「過去」に属する。
・「所縁の感知」に「私」はなく「心理的反応」は「私」からでてきたものである。
となります。

ここで「見る」とは今この瞬間の行為であり「私」は過去に属していることから、
・「私」は「見ること」ができない。
・「見る」という行為に「私」はいない。
となります。

故に、
・五門による感知のみが解脱に至り、思考などの心理的反応は解脱に至ることはない。
というダンマが導き出されます。

 

今この瞬間は常にKusala。過去はAkusala。
自らを「メモリー機能のないリアルタイム・タッチセンサー」としてPhoṭṭhabbaに気づき続けることで、心理的反応を抑制し、Phoṭṭhabba感知を徹底的に磨き上げ、アナパナサティを日々鋭く研ぎすませて欲しい、という言葉で法話が終了となりました。

今日学んだダンマをしっかり胸に刻んで修行に励みたいと思います。

 

 

 

 

 

参学者 S