5/6ウポサタ傳修会

本日のウポーサタのアビダンマ講座では、修習縁について解説されました。読書を重ねれば、前の読書で得られた理解が後の読書の理解を支えるように、塗料を薄く塗り重ねれば前の塗装が後の塗装の下地となって美しさを支えるように、ジャバナの7つの心路過程では前の(ア)クサラチッタが後の(ア)クサラチッタを支えて強固にする関係があることなどが解説されました。

質疑応答では、後生縁について質問がなされ、二十四縁起を普段の生活で当てはめて構わないが、例えば、後生縁では、前に生起したものが後に生起したときも生起し続けていることが条件であること、もともと心路過程を対象にしたダンマであることなど、そのまま普段生活に当てはめられない場合があることが注意事項として示されました。

次に、私達は無礙解道論という非常に稀なダンマを学ぶ機会を与えられており、転生してももう二度と学べないかもしれず、命がけで修行する必要があることを強調されました。

また、可能な限り道場で修行すべきであり、もし道場が不便に感じるならば、そもそも木の根を枕にして雨風をしのげる場所もない状況でお釈迦様は修行されていたのであるから、それに比べてどれだけ修行に配慮された環境が用意されているかという視点で考えるべきであることも指摘されました。

さらに、道場では、できる限り音を立てないようにし、心にアクサラを発生させないよう注意深く生活すべきであること、休憩時間は基準であり、歩く・立つ・座るを交互にするならば休む必要はなく、トイレ以外は瞑想し続けるよう勧められました。

厳しく修行に臨む姿勢を教えていただき、改めて気を引き締めなければならないと感じました。

参学者S