2月10日〜2月12日 托鉢会、ウポーサタ傳修会、開山後初!リトリート

2月10日〜2月12日にかけて托鉢会、ウポーサタ傳修会そしてリトリートに参加しました。

まずは托鉢会です。リトリート前ということもあり、量や種類がいつもより気合が入っています。今回用意された料理の数々はリトリートの朝食、昼食としても活躍します!

 

リトリート前には玄関に参学者お手製の看板が取り付けられ、道場らしさがグッと増しました。そんな中いよいよ道場開山以来初となる公式リトリートの開始です。

まずは禅師からオリエンテーションが行われました。リトリート期間中は聖黙を保ちます。聖黙とはただ話さなければいいというわけではなく、加えてマインドフルに行動して物音を出来るだけさせないようにすることだと語られました。そうすることでブッダ在世当時、比丘1000人以上の集まりであっても、誰1人いないようであったとされる静寂な雰囲気に近づけるとのことでした。実践する際の注意点としてはあくまで自らの発する音に気を使うべきで、周りの人に対しては寛容な態度でいるようにとのことでした。

続いて伝法です。傳修院のリトリートでは伝法が行われ、修行するテーマが伝えられます。今回の伝法では、基本的な座り方、調心調息、そしてChankama(立禅、歩行瞑想)が語られました。

水曜瞑想会でも語られた、基本的な座り方(庚の三脚、背筋の伸ばし方など)や調心調息(息を吐き切り思い切り吸う、逆腹式呼吸)ですが、長年瞑想をしている方でも目から鱗のような充実かつ重要な内容でした。

Chankamaについては、アーナパーナサティの場合、息の出入りの感覚を決して失わないよう姿勢を変えたり、歩いたりすることが必須であるとのこと。また随念やお経を心で静かに唱えながらするのにChankamaは最適であるとも語られました。

今回のリトリートでは第2瞑想室がChankama用として解放され、座る瞑想用の第1瞑想室と自由に行き来しながら瞑想を実践することができました。長い時間座るのが苦手な方でも姿勢を変えることで1時間はあっという間に過ぎていきます。

久しぶりに個人インタビューも行われました。予定より長時間に及んだ大いに盛り上がり充実した内容の濃いインタビューだったようです。

また今回は食事前に四資具の考察(食事部分)、食厭想を唱えました。今後ウポーサタ傳修会の昼食でも実施される予定です。

日曜はウポーサタ傳修会です。リトリート期間中のため、道場を訪れる方は全員聖黙、八戒を護持します。道場の雰囲気がいつもより静寂、清浄に感じられます。

修行者のためのアビダンマ講座は今回からSahajāta-paccayo(倶生縁)です。短いながらエッセンスが詰まったダンマになります。講義は理解が必須となるrūpaについての復習も交えつつ進めます。そして受講者にはスタンザの暗記が求められます!

続いて修行報告に基づく瞑想指導です。
今回は全修行者へのアドバイスとして修行を深めるために四正勤法を活用することが推奨されました。また詳細な誓願の仕方を禅師御自身の誓願を紹介しつつ伝授いただきました。

 

そしてリトリートは翌日の17時まで行われました。瞑想合宿としては3日間という短い期間ですが、参加者の皆さんは伝法された内容を一生懸命実践され、とても内容の濃いリトリートとなりました。今後も連休を利用してリトリートは開催される予定です。道場の雰囲気もよく、充実したリトリートになること間違いなしですので新たな参加される方お待ちしています!

参学者C